ロサンゼルスアニメ映画祭2017
イベントレポートOctober 3, 2017

ロサンゼルスアニメ映画祭とは

ロサンゼルスアニメ映画祭 (Los Angeles Anime Film Festival) は、ロサンゼルスと東京・原宿にオフィスを構えるクリエイティブカンパニーRydgen Inc. (株式会社雷神inc.) と、ロサンゼルスを拠点にアメリカ・カナダで日本の実写・アニメ映画の劇場配給を行う映画配給会社Azoland Picturesの共同主催により開催される北米最大のアニメ映画祭です。今年行われた「ロサンゼルスアニメ映画祭2017」は第一回目の開催となります。

レッドカーペットイベント

アニメ映画祭初日。北米で活躍するハリウッド俳優、プロデューサー、アニメ監督、声優などを招いたレッドカーペットイベントが行われました。ロサンゼルス内外から多くのプレスが集まり、イベントの様子が各メディアで掲載されます。

プレミアイベント

レッドカーペットイベントの後は、今年のロサンゼルスアニメ映画祭のメイン作品である『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』のプレミアイベントです。Regal L.A. LIVEのメインスクリーンである「プレミアハウス」は、北米最大21.3mのスクリーンサイズ、Dolby Surround 7.1の迫力あるサウンドシステムを完備しています。約800名の座席は北米のアニメファンやメディアで埋まるほどの賑わいでした。
オープニングセレモニーでは、日本でアニメーションが誕生して100周年を記念して、100年前の作品『なまくら刀[デジタル復元・最長版][白黒ポジ染色版] 』を上映。『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』のプレミア上映後はトークセッション、Q&Aや、声優・ゲストたちによるサイン会が行われました。

物販ブース＆フォトブース

会場では物販ブースやフォトブースが設けられ、アニメファンやコスプレイヤーに大変好評でした。

ギフトバッグプレゼント

初日のプレミアイベントに訪れた方全員に、オリジナルポスターやグッズの入ったギフトバッグがプレゼントされました。

日本のアニメ20作品を上映

2日目、3日目では、35mmフィルムや、3D上映を含む全20作品を、朝から夜まで2スクリーンで上映されました。ラインナップは以下の通りです。

• ノーゲーム・ノーライフ ゼロ (2017)
• レッドタートル ある島の物語 (2016)
• KING OF PRISM by PrettyRhythm (2016)
• みつあみの神様 (2015)
• ラブライブ！The School Idol Movie (2015)
• 百日紅～Miss HOKUSAI～ (2015)
• 新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒- (2014)
• 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 (2013)
• 009 RE:CYBORG (2012)
• サマーウォーズ (2009)
• パプリカ (2006)
• イノセンス (2004)
• COWBOY BEBOP 天国の扉 (2001)
• メトロポリス (2001)
• GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 (1995)
• 紅の豚 (1992)
• 魔女の宅急便 (1989)
• AKIRA (1988) 日本語版・吹替版
• となりのトトロ (1988)
• なまくら刀[デジタル復元・最長版][白黒ポジ染色版] (1917)

※()内は日本での公開年

日本からのゲストによるトークセッション、スペシャルビデオメッセージ、応援上映など、通常の劇場上映とは違った映画祭ならでは試みで、ロサンゼルスのアニメファンに楽しんでもらえるイベントとなりました。

来年開催予定の「ロサンゼルスアニメ映画祭2018」に乞うご期待ください。